令和7年8月29日に、笹ヶ峰高原で特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウの駆除活動を行いました。
この活動は、繁殖力が強く在来植物の生息環境を奪ってしまうオオハンゴンソウを根絶し、笹ヶ峰高原の自然環境を守る(生物多様性を保全する)ことを目的に実施しているものです。
また、本活動には皆様からいただいた入域料を活用しています。
当日は、環境サポーターズをはじめ、環境省や地元関係団体、市内の自然保護団体など53名のかたからご参加いただき、笹ヶ峰キャンプ場周辺・笹ヶ峰登山口・トクサ沢に分かれて作業を行いました。オオハンゴンソウを根絶させるには根から全体を抜き取る必要があるのですが、各作業場所には多くのオオハンゴンソウが生育しており、当日は暑さも手伝ってとても大変な作業となりました。
しかし、多くかたのご協力のおかげで、合計850キロのオオハンゴンソウを駆除することができ、種子の飛散なども防ぐことができました。
今年度で14回目となる本活動ですが、毎年の駆除活動を経てもなお大量のオオハンゴンソウが生育している状況です。
このことから、当会議では活動を継続していくことが重要であると認識しており、引き続き、皆様と力を合わせて駆除に取り組んでいきたいと考えています。
今回の活動にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
■活動中の写真(1枚目:活動の様子 2枚目:参加者の集合写真)